白髪の原因はヘアカラーや白髪染めにもよるのか?

この前、お客様の白髪染めをしていると「染めれば染めるほど白髪が増えるような気がするのよね・・・」というお客様がいらっしゃいました。中には、「白髪染めをし始めてから、どんどん増えてきたと」いうお客様もいらっしゃいました。
このようにおっしゃるお客様は、私が独立する前に働いていた理容室でもいらっしゃいました。その当時の私は、「白髪が増えてきて染めてるわけだから、白髪が増えているようそう感じるのではないか」と思っていました。
当時の店長の話では「ヘアカラーや白髪染めの2液に含まれる過酸化水素水が原因だ」と言っていました。
それを聞いていたので独立してから私のサロンでは、白髪染めやカラー、パーマなどをする場合、過酸化水素やアルカリを中和する残留薬剤除去を行うようにしました。少しでもお客様に安心していただくようにです。
今回は、なぜ過酸化水素水が白髪を増やす原因になるのか考えてみたいと思います。
白髪になる原因は?
白髪になる原因は大まかに、
● 遺伝や年齢によるもの
● 栄養不足
● 間違った手入れ
● 食生活や生活習慣
● ストレスや病気、ホルモンバランスの乱れ
に大きく分けられるそうです。
その中でも、白髪の三大原因と言われるのが、メラニン不足・成長ホルモン不足・過酸化水素の蓄積になります。
この過酸化水素こそが、ヘアカラーや白髪染めなどに使用する2液に含まれているのです。

2009年のFASEBジャーナル(実験生物のためのアメリカの学会連合)よると、過酸化水素は体内でも作られており、私たちが呼吸で酸素を取り入れるとその一部が過酸化水素になり蓄積されていくようなのです。そして、毛穴に過酸化水素が蓄積されるとメラニン色素を破壊するため白髪の原因になるといわれています。
参考元:https://www.sciencedaily.com/releases/2009/02/090223131123.htm
そのうえ、ヘアーカラーや白髪染めを行うと2液に含まれている過酸化水素でメラノサイトやメラニン色素にダメージを与えてしまうと考えられています。
このことを考えてみると、お客様がおっしゃった「白髪染めをすればするほど白髪が増えてきた」ということもあり得るのではないかと思っています。
過酸化水素を蓄積させない
カタラーゼやグルタチオンペルオキシターゼは、体内で生成される過酸化水素を分解してくれます。
カタラーゼは、鉄分を摂ることで増やすことができるそうです。また、梅干しを食べたときに出る唾液にもアミラーゼとカタラーゼが含まれているので積極的に食べるとよさそうです。
グルタチオンペルオキシターゼを体内で作り出すにはセレンが必要なのでセレンを含んでいる食材を摂るとよいようです。
※セレンが含まれている食材 鰹節 からし(粉) ブタ(腎臓) 牛(腎臓) あんこう(肝) など
ビタミンCは抗酸化作用が高く酸化を防いでくれることで有名ですが、過酸化水素を除去してくれることも期待出来るそうです。
※ビタミンC が含まれている食材 赤ピーマン 芽キャベツ 黄ピーマン アセロラ キウイフルーツ レモン など
外部から体内に過酸化水素を取り込まれることにも注意が必要です。今回のヘアカラーや白髪染めが当てはまります。
白髪が多い方は、白髪染めは必要になります。その場は、2液を使わないヘナやハーブ染めが良いと思います。
しかし、ヘナやハーブ染めは明るく染める事ができないのがデメリットになります。明るく染めるのであれば、どうしてもアルカリカラーに頼るしかありません。
その場合は、冒頭でも説明した過酸化水素や残留アルカリを中和してくれる残留薬剤除去を行ってくれる理・美容室で白髪染めをすると安心だと思います。
まとめ
今回は、白髪染めやヘアカラーは白髪の原因になるのかお調べしてみました。
過酸化水素が白髪の原因になるとわかり、ヘアカラーや白髪染めの2液に含まれている過酸化水素水も白髪の原因になる可能性があることがわかりました。
2液に含まれている過酸化水素水が、どれくらいなの影響を及ぼすのかまではわかりませんでしたが、ヘアカラーや白髪染めをした後には残留薬剤除去をしっかりと行った方がよさそうです。
白髪染めを行ってる方は、ぜひ参考にしてみてください。


