若ハゲと感じたら早めの対処を
当サロンにお越しいただく若いお客様で、頭頂部や額がハゲてきていると感じ薄毛を気にされる方が多くなっています。
よく、「早く対処したほうがいいんですかね?」というご質問をいただきます。
若ハゲと感じてきたら早めの対処をおすすめします。
若ハゲの原因・誘引
脱毛の原因・誘引は、
① 遺伝
② 食生活
③ 精神状態
④ 健康状態
⑤ 間違った手入れ
などに分類できます。
遺伝は変えることができませんが、遺伝意外の生活習慣、食生活、健康状態などは努力すれば自分の意志で変えられます。
若ハゲの原因で多いのが男性型脱毛症
若ハゲの原因のほとんどが男性型脱毛症(AGA)と言われています。
男性型脱毛症は、早い方では20歳頃から発症すると言われ、40代の男性の発症率は30%と報告されているようです。
男性型脱毛症(AGA)は遺伝的要素が大きく関わっていると言われています。
若ハゲと感じたら早めに対処する理由
フィナステリドの海外の臨床試験データによると40〜50歳までの方と50〜60歳までの臨床データを比べたら若い方のほうが効果が高く高齢になるほど効果が薄くなると考えられます。
また、ハミルトン・ノーウッド分類のVa、サザエさんの波平さんのような頭くらいになると回復が難しくなるようです。
若いうち、またはハゲや薄毛が進行していないうちから対処することが良いと言えます。
効果が認められているプロペシア・ミノキシジルがいいが・・・
若ハゲを改善するには効果が認められているプロペシアやミノキシジルの使用が有効です。
しかし、プロペシアやミノキシジルは効果が認められているのですが副作用の心配もあります。
とくに、フィナステリドを含む医薬品は妊娠中の女性が触れてしまうとお腹の中の赤ちゃんが男の子の場合、生殖器に影響を及ぼす恐れがあるので取り扱いには注意が必要です。
妊娠中の奥さんがいる方や子作りを考えている方は使用を控えたほうがよさそうです。
副作用が心配な方は副作用の心配がないチャップアップなどの育毛剤を使用するのも良いでしょう。
わたしもフィナステリドやミノキシジルの副作用が心配なため、育毛剤やサプメント、食生活の見直しなどで薄毛対策に励んでいます。
「どうしても副作用が気になる」、「妻が妊娠している」、「子作りを考えている」という方は副作用少ない育毛剤の使用も考えてみるのもいいかもしれません。
まだ年齢が若くて、薄毛やハゲが進行していならば、これ以上進行させないためにも早めに対処することが大切です。
【参考書籍】:専門医が語る毛髪科学最前線 著者 板見智 集英社新書、やってはいけない頭髪ケア 著者 板羽忠徳 青春出版社